妻に感謝していること(その②)
東京での単身赴任時代、一度だけ夜中に長い長いメールを妻に一気に書いたことがある。
それは当時の会社で私に対して起きていたこと。
何をやっても認めてもらえない日々、いつも罵詈雑言を浴びせられていたある上司からの強烈なパワハラの内容である。
長年にわたり明るく前向きに営業を担当してきたこの自分が「鬱」になるとは思わなかった。
朝、ふとんから起きあがれない。夜もなかなか眠れない。次第に自分が悪いのかと思うようになる。会社のメンタルヘルスにも引っ掛かった。まさか専門医の面談まで受けることになろうとは…。
でも今は思う。
誰がなんと言おうと私は悪くない。
あいつは病気なんだから気にしない。
逃げることができて幸せだ。
そんな気持ちを持つようにさせてくれた妻に
本当に感謝している。
「パパを認めてくれている人も沢山いるんだから大丈夫。見てる人は見ているよ。私はそう思うよ」
実は妻みたいな人が上司だったら…って何度思ったか分からない。ただ、ちょっといろいろ細かいけど(笑)