仕事がない辛さ
私が三十歳前半の営業担当者の頃の話
出社したら、始業前から即、業務開始。
気がついたらもう昼12時。
ラーメンをかきこんだら昼からの会議に臨む。
資料づくり等に悪戦苦闘していると、あっという間にもう17時の終業チャイムが。
あぁ時間が足りない…。
その後は部署の皆で残業。上司の課長も一緒だ。
「誰か吉牛(吉野家の牛丼)買ってこいよ」と課長。数人で有楽町駅の吉牛で買い込み会議室で7〜8名で食べる。
「ジャンケンで負けた奴が全額払うぞ」
と別の先輩が提案。ホワイトボードのあみだくじの時もあった。
無茶苦茶なのだが楽しかった。
チームとしてまとまっていた。営業一家で
そんな20才後半〜30才台を過ごせた自分は
幸せだった。
今、こんなに9時〜17時がつらいとは。
居たたまれなくなり会社を早めに出た。